更新日:2025年2月27日 | Tatsumi
墓じまいを検討している方へ。墓じまいの際の挨拶文は、どのように書けばよいのでしょうか。
この記事では、「墓じまいの挨拶の例文と書き方:挨拶状のポイントとタイミング」をテーマに、挨拶状の書き方のポイントや、適切なタイミングについて詳しく解説します。
墓じまいの手続きをスムーズに進めるための情報をお伝えします。
墓じまいの基本知識
墓じまいは、多くの人にとって一生に一度の経験です。このセクションでは、墓じまいの基本的な知識と、挨拶文の書き方やタイミングについて詳しく解説します。墓じまいを検討している方にとって、必要な情報をわかりやすく伝えることを心掛けています。
墓じまいの流れと挨拶文を送るタイミング
墓じまいの際には、手続きの流れを正確に理解することが大切です。また、挨拶文を送るタイミングも重要なポイントとなります
挨拶文は墓じまいの手続きが完了した後、関係者への感謝の意を込めて送るのが適切です。
挨拶文を送ることで、家族や親戚との関係を円滑に保つことができます。また、挨拶文を送ることで、今後のお墓の場所や永代供養の情報を伝えることができるため、情報共有の手段としても役立ちます。
墓じまいの手順
- まず、移転先を考える
- 親族やお寺との初めての相談
- お墓の撤去に関する費用や儀式を理解する
- 業者との契約を結ぶ
- 改葬する場合、許可の申請が必要
挨拶文のタイミング
- 一般的には閉眼供養後
- 近親者には事前に知らせることでトラブルを避ける
墓じまいの際は、手続きの流れをしっかり理解し、関わる人々とのコミュニケーションを大切にしましょう。墓じまいの手続きで忙しすぎて、挨拶状まで手が回らないという方は多いです。挨拶状のタイミングをスケジュールに入れておくことで、失敗が少なくなります。
墓じまい後のお墓の選択と挨拶文の重要性
墓じまい後のお墓の選択は、家族の意向や予算、宗教的な背景など様々な要因によって決まります。
お墓の選択は家族全員での話し合いが必要です。お墓は家族の大切な場所であり、将来的にも家族が訪れる場所となるため、家族全員の意向を尊重することが大切です。
また、挨拶文の重要性についても触れています。挨拶文を通じて、墓じまいの理由や新しいお墓の場所などの情報を伝えることができるため、関係者とのコミュニケーションツールとしても非常に有効です。
墓じまい後の選択には、改葬や散骨などの方法があります。それぞれの方法には特徴があり、親族や状況に合わせて選ぶ必要があります。挨拶文を書く際にも、選択した方法によって内容が変わることが考えられます。
墓じまい後の選択:
- 改葬:遺骨を新しい墓所に移す方法。
- 近くの墓所:身近な場所に新しい墓を設ける。
- 樹木葬:樹木を墓碑として、自然と共生する供養方法。
- 納骨堂:室内に遺骨を納める。公営、民営、寺院などの運営がある。
- 散骨:遺骨を自然に還す方法。維持費がかからず、自然との共生を重視する。
- 海洋散骨:船で沖合に出て行う。家族での貸切や複数家族での合同、業者への委託などの方法がある。
- 野山散骨:山や森などの自然の中で行う。散骨業者のプランや個人での散骨が考えられる。
- 空中散骨:ヘリコプターや飛行機から空中に散骨する。
墓じまい後の選択は、親族の理解や感謝の気持ちを込めた挨拶文とともに、適切に伝えることが大切です。選択する方法によって、挨拶文の内容や伝え方が変わることが考えられるため、慎重に選択しましょう。
お参りをする場所がないことは、親族とってとても心が痛いことでもあります。改葬か散骨かを決める前に、親族との話し合いをする方がトラブル防止につながります。
墓じまいの挨拶状の書き方
墓じまいの際、どのように挨拶状を書けばよいのか迷う方も多いでしょう。このセクションでは、挨拶状の書き方の基本をステップバイステップで解説します。
挨拶状は、関係者への感謝の気持ちを伝えるだけでなく、墓じまいの事実や新しいお墓の情報などを伝える重要なツールです。
5ステップでわかる挨拶状の基本
墓じまいの挨拶状を書く際の基本的なステップを5つにまとめました。
挨拶状は時候の挨拶から始め、墓じまいの事実や理由、感謝の気持ち、お墓の住所の変更、そして結びの言葉で締めくくるのが一般的です。
挨拶状は受け取る方に感謝の気持ちを伝えるとともに、墓じまいの事実や新しいお墓の情報を伝えるためのものです。そのため、これらの情報を網羅的に伝えることが大切です。
時候の挨拶から始める
季節や時期に合わせた挨拶で文章を始めることで、読み手に親しみやすい印象を与えることができます。
時候の挨拶は、手紙や挨拶状の冒頭に書く、その時期や季節を表す言葉です。これにより、手紙がより温かみを持ち、相手に季節の雰囲気を伝えることができます。
時候の挨拶の例:
- 1月:新しい年を迎え、寒さが増してきました。/皆さん、新年は元気に過ごしていますか?
- 2月:立春を迎え、春の足音が聞こえてきます。/まだ寒さが残る中、春を感じることができます。
- 3月:桜の開花が待ち遠しいです。/春の始まり、皆さんいかがお過ごしですか?
- 4月:桜の花が満開です。/春の中盤、気持ちの良い季節です。
- 5月:新緑の季節、風が心地よく感じられます。/初夏の風が、日々を涼しくしてくれます。
- 6月:梅雨の中、夏の訪れを感じます。/雨の合間の青空は、夏の色に変わってきました。
- 7月:梅雨が明け、暑さが増してきました。/夏真っ盛り、どうお過ごしですか?
- 8月:夏の終わり、残暑が厳しいです。/秋の訪れを感じるころ、皆さんいかがお過ごしですか?
- 9月:すがすがしい秋の風が感じられます。/まだ暑さが残る初秋です。
- 10月:秋晴れの日が続いています。/収穫の秋、皆さんにとって実り多き時期であることを願います。
- 11月:落ち葉が舞う季節、冬の訪れを感じます。/日差しの中に冬の冷たさが増してきました。
- 12月:年の終わりが近づいてきました。/師走の忙しさの中、皆さんお元気ですか?
時候の挨拶は、手紙の冒頭で相手に季節の感じや雰囲気を伝える大切な部分です。季節に合わせた言葉を選ぶことで、相手に温かみや親しみを感じてもらえるでしょう。
墓じまいの事実と理由を伝える
墓じまいをする理由や背景を伝えることで、読み手に状況を理解してもらうことができます。
手紙や挨拶文には、墓じまいした日付と、その背景となる事情を簡潔に記載しましょう。
墓じまいの事実と理由の記載方法:
- 墓じまいの事実:「去る令和×年△月△日に〇〇家の墓所を墓じまいとなりました。」というように、具体的な日付を挙げて墓じまいの事実を伝える。
- 後継者の不在:家族の中でお墓を継ぐ人がいない、または親族の高齢化が進んでいること。
- 体力の低下:長年お墓の管理をしてきたが、最近は体力が落ちてきて難しくなっていること。
- お墓の位置:自宅からお墓までの距離が遠く、定期的な管理やお参りが難しいこと。
- ご先祖様への気持ち:「ご先祖様に申し訳ない」という気持ちを伝えることで、読者に墓じまいの背景をより深く理解してもらう。
墓じまいの事実と理由を伝える際は、短くても伝わるように心がけ、読み手の気持ちを尊重する言葉遣いを心がけましょう。感謝の気持ちや、今後のことを考えた結果の決断であることを伝えることが大切です。
事実を書いていないものはないですが、事実をちゃんと伝えていないものはあり得ます。どのような意図があるのか?を明確にして、文章を考える必要があります。
感謝の気持ちを伝える
長い間のお付き合いやサポートに対する感謝の気持ちを伝えることで、読み手の心に響く文章となります。結論として、感謝の言葉は挨拶状の中で非常に重要な部分であり、心からの感謝の気持ちを伝えることが大切です。
墓じまいの挨拶文には、これまでの親族との関係に対する感謝の気持ちを伝えることが大切です。感謝の言葉を添えることで、より丁寧な印象を与えることができます。
感謝の気持ちの述べ方:
- 対象の明示:おじ・おばやいとこなど、特にお世話になった親族を具体的に挙げる。
- 具体的な感謝の言葉:「これまで親族の皆さまからたくさんのご厚情をいただき、心から感謝しております」というように、具体的な感謝の言葉を記載する。
- 丁寧な印象:感謝の言葉を添えることで、挨拶文全体が丁寧な印象を持つようになります。
感謝の気持ちを伝える際は、具体的で心のこもった言葉を選び、親族との関係を大切に思っていることを伝えることが大切です。
対象を明確にすることで、読み手にダイレクトに伝わります。具体性があるエピソードなどを少し盛り込むと、より気持ちを伝えることができる場合があります。
お墓の住所の変更を伝える
新しいお墓の住所や連絡先を伝えることで、今後の連絡がスムーズに行えるようになります。
墓じまいの挨拶文には、旧いお墓の住所と、改葬を行った場合の新しい墓地の住所を明記することが大切です。これにより、親戚の方々が今後もお墓参りをしやすくなります。
お墓の住所の記載方法:
- 旧いお墓の住所:墓じまいしたお墓の具体的な住所を書く。
- 新しい墓地の住所:改葬を行った場合、新しい墓地の住所や所在地を併記する。
- お墓参りの機会:親戚の方々が将来的にお墓参りをする際の参考となるため、住所の記載は欠かせない。
- 墓地内の地図の同封:新しいお墓の場所を親族がすぐに分かるように、墓地内の地図を同封すると親切です。
お墓の住所を明記することで、親戚の方々がお墓参りをしやすくなる。さらに、地図の同封は親族への気配りとして良い印象を与えることができます。墓地内の地図などは、新しい墓地にて配布されている場合がありますので、そちらを同梱しましょう。
結びの言葉で締めくくる
最後に、感謝の気持ちを再度伝えることで、挨拶状を丁寧に締めくくることができます。
手紙を締めくくる際の結びの挨拶は、その時期や相手に合わせて選ぶことが大切です。以下は、月ごとの結びの挨拶の一例と、その際の注意点をまとめたものです。
結びの挨拶の例:
- 1月:今年も幸多い年でありますようお祈り申し上げます。
- 2月:余寒はまだまだ続きそうです、どうぞご自愛のほどを。
- 3月:春とはいえ朝晩はまだ冷え込みますので、お体には十分お気をつけください。
- 4月:花冷えの頃は体調を崩しやすいものです、どうぞご自愛のほどを。
- 5月:新緑のみぎり、ご家族の皆様のご多幸をお祈りいたします。
- 6月:梅雨入り間近ですが、どうかお健やかに過ごされますように。
- 7月:暑熱耐えがたきこの頃、くれぐれもご自愛のほどを。
- 8月:残暑厳しき折、皆様のご健勝をお祈り申し上げます。
- 9月:夏の疲れが出やすい時期ですので、お体を大切にしてください。
- 10月:日毎に秋冷の加わる頃、なにとぞご自愛のほどを。
- 11月:秋冷の候、体調を崩さぬよう、どうぞご自愛ください。
- 12月:忙しい年末ですが、体に気をつけてお過ごしください。
注意点:
- 手紙の締めくくりは「拝啓・敬具」で良いですが、目上の親族には「謹啓・敬具」も適切です。
- 結語は頭語とのバランスを考え、違和感のないように選ぶことが大切です。
結びの挨拶は、その時期や相手に合わせて選ぶことで、手紙全体の印象をより良くすることができます。年長者であればあるほど、最後の結びの言葉を気にする方は多いです。言葉遣いにも気をつけながら作成するようにしましょう。
お寺や墓所とのコミュニケーション
墓じまいを検討する際、お寺や墓所との適切なコミュニケーションが非常に重要です。事前の相談はトラブルを避けるための大切なステップです。
墓じまいの挨拶文の内容とタイミング
墓じまいの際の挨拶文は、関係者への情報伝達や感謝の意を伝えるための大切なツールです。
墓じまいの際、適切な挨拶文を送ることは非常に重要です。トラブルの原因となることが多いのは、挨拶文の送り忘れや説明不足です。適切なタイミングと方法で、感謝の気持ちと敬意を伝えることが大切です。
以下気をつけるチェックポイントです。
- 挨拶文の送付タイミング:閉眼供養後が一般的。ただし、挨拶文は先に準備しておくことがおすすめ。
- 挨拶文の対象:お世話になった方や親族だけでなく、縁者にも送ることを考慮。
- 情報収集の重要性:親戚や縁者からの情報収集は欠かせない。全ての縁者に送るのは難しいが、努力は必要。
- 挨拶文の形式:電話やメールではなく、葉書としての手紙が一般的。敬意を持って、書面での送付が望ましい。
墓じまいの挨拶文は、感謝と敬意を込めて、適切なタイミングと方法で送ることが、後のトラブルを避ける鍵となります。挨拶文がないと墓じまいの目的などがぼやけてしまいます。適切なタイミングで提供されるように配慮する必要があります。
挨拶文を書く際の必須項目
挨拶文を書く際には、いくつかの必須項目があります。
墓じまいの挨拶文は、親族や縁者に対して敬意と感謝の気持ちを伝える大切な手段です。適切な内容と形式で書くことで、後のトラブルを避けることができます。
- 時候の挨拶:季節に合わせて、例えば「暑さの中にも秋の気配を感じはじめた今日この頃」と始める。
- 墓じまいの日付:「去る○月○日に墓じまいしました」と具体的に記載。
- 墓の所在地と改葬先:元のお墓の場所と、墓じまい後の新しい場所を明記。
- 墓じまいの理由:お墓の維持管理の難しさや、将来的な考えを簡潔に伝える。
墓じまいの挨拶文は、敬意と感謝の気持ちを伝えるための大切な手段。内容を正確に、そして心を込めて書くことが大切です。すでに上記でお伝えしておりますが、シンプルなチェックリストとして、確認しましょう。
トラブルを避けるための挨拶文のポイント
挨拶文を書く際には、トラブルを避けるためのポイントも考慮する必要があります。
墓じまい後のトラブルを避けるためには、親族への挨拶文が非常に重要です。親族が「お墓がない」と知らないままお参りに行くことを防ぐため、挨拶文で事前に報告することが大切です。
- トラブルの原因:親族が墓じまい後に「お墓がない」と知らずにお参りに行くケースが多い。
- 提訴の事例:最近では、墓じまいに関するトラブルで提訴されるケースも。
- 墓じまいの本来の意味:供養したいのにできない事情から行う行為。ご先祖様への思いやりが大切。
- 身内同士のトラブル:提訴となると、ご先祖様が悲しむだけで、本末転倒。
墓じまい後のトラブルを防ぐため、親族への挨拶文は必ず出すこと。事前の報告は親族の理解と協力を得るために不可欠です。
墓じまいしたことを「知らなかった」では、大きな反感を買うことになりかねず、挽回はより難しいものになってしまいます。
墓じまいの挨拶の例文①:春の墓じまいの例
拝啓、春の温かな季節が到来し、
皆様のご健康とご多幸を心よりお祈り申し上げます。
突然のお知らせとなりますが、令和×年△月△日に、私たち〇〇家のお墓を墓じまいさせていただきました。
遠方のお墓の管理が難しくなり、また家族との話し合いを経て、先祖のお墓を整理する決意を固めました。
長らくの間、親戚の皆様からの深いご支援に心から感謝しております。何卒、ご理解賜りますようお願い申し上げます。
旧墓地:[寺院名または霊園名、所在地] 新墓地:[寺院名または霊園名、所在地]
季節の変わり目、どうぞご自身の健康を大切にされますようお願い申し上げます。 敬具
※[手紙を書いた年月日]
墓じまいの挨拶の例文②:梅雨の墓じまいの例
雨の季節が到来し、皆様はいかがお過ごしでしょうか。
突然のお知らせとなりますが、先日○月○日に、当家のお墓の改葬を行いましたことをお知らせいたします。
これまで、遠方のお墓へのお参りをしていただいていた皆様には感謝しております。
新しい場所は○○県○○市の○○霊園となり、永代供養を行うこととなりました。今後も、お参りいただけることを心より願っております。
年齢を重ねる中での墓地管理の難しさを感じていましたが、この改葬により、お墓参りがしやすくなったことに安堵しております。 皆様のご理解とご協力に心から感謝申し上げます。
暑さが増すこれからの季節、どうぞご自身の健康を大切にお過ごしください。
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まとめ:墓じまいの挨拶の例文と書き方
墓じまいを検討している方にとって、適切な挨拶の文面や書き方は非常に重要です。このセクションでは、これまでの内容を総括し、墓じまいの挨拶文の書き方の要点を確認しました。
墓じまいは、多くの人にとって一生に一度の経験であり、その手続きや挨拶文の書き方には不安があるかと思います。
適切なコミュニケーションと情報の正確な伝達が、関係者との良好な関係を保ち、トラブルを避ける鍵となります。墓じまいは多くの関係者との連携が必要であり、そのための適切なコミュニケーションが求められるからです。
具体的には、挨拶文では時候の挨拶から始め、墓じまいの事実と理由を明確に伝えることが大切です。また、感謝の気持ちを忘れずに伝え、新旧のお墓の住所の変更もしっかりと伝えることが必要です。最後に、結びの言葉で文章を締めくくります。
このように、ステップバイステップで挨拶文を書くことで、関係者への情報伝達がスムーズに行えます。墓じまいを検討している方は、このガイドを参考に、適切な挨拶文を作成してみてください。
挨拶文を読まれた親族が納得し、また故人の尊厳を守れるようなものになれば良いですね。
墓じまいを託された人は、手続きや親族の意見をまとめたり、そして費用の計算をしたりとたくさんの面倒ごとに晒される傾向にあります。この内容が、挨拶文という小さくも、大きなトラブルにつながりかねないものを、より簡単かつシンプルにしてくれることを願っています。

私は墓の管理と墓じまいの専門家であり、10年を超える長きにわたり、墓の管理に困っている多くの家族に墓じまいの提案とサポートを行ってきました。
特に公営の墓地での一定期間の放置による墓の撤去や、墓の管理の困難さ、維持費の問題など、多くの家族が墓じまいを検討する理由はさまざまです。墓じまいの過程で必要となる墓地の管理者との相談や新しい供養の場所の選定など、これまでの経験を踏まえ、サポートするという視点で、墓の管理に困っている人を助けることができたらと感じています。